ITCクラブ室 講演レポート
関東第一高等学校ITCクラブ室イメージ
鈴木講師との出会い
2010年4月30日(金)

 23年前、4月に私は奈良から柏市に転勤しました。移動手段はアコードセダン。アメリカのベストセラー車。5月、突然、ホンダクリオ柏の若い営業マンが家に来て、「奈良からユーザーリストが送られてきました。車の調子は如何でしょうか」と言いました。「ホンダの顧客管理システムは凄い」と感心させられました。

 ヒューズボックスの設計が悪かったのか、8月、新車のバッテリーが上がり、早速、彼に電話をしました。直ぐ飛んできて、ケーブルを繋ぎ、始動。「1日、充電するので、預かりたい」と言いました。私は車好き。CVCCやアメリカの販売状況、F1の知識をひけらかしました。彼は車の話題に着いてきました。素晴らしい。「次は貴方から買う」と言いました。私は、柏近辺のホンダ販売店を5社ほど訪問していましたが、それまで、満足できていませんでした。やっと見つけた、と思いました。

 何度かそのクリオ店で法定点検してもらい、そのたび、彼が届けてくれました。買い換えたい、と思ったころ、彼が家に来て「FI担当でロンドン駐在になった。担当はこの新人。自信を持って引き継ぎます。宜しくお願いします」と背の高いお坊ちゃま君を紹介してくれました。この青年が次のボーナス時期に新車カタログを届けてくれました。車談義しようとしても、全くの車音痴。頼りない人。「何でこの人が私の担当なの」と心中、不満。間もなく車検。電話したら、大きな身体に汗をかきかき、飛んできて、私の車を運転して帰りました。結局、この人から、2台、買い替えました。この人は鈴木講師ではありません。まだ話が続きます。

 10年柏に住みました。しかし、子供が成長し、通学に便利な家、松戸に引越ししました。ホンダの新車発表があるたび、近くのホンダ店に見に行きました。「松戸の3社のホンダ店は全て頼りない。柏市の前の店に頼もう」と思っていました。

 そろそろ車を買い換えようか、と思ったころ、いつもの営業マンが家を訪問してくれました。何と、突然、「退社する」とのこと。人のことを言えた身分ではありませんので、「何をするの、ベンツに移るの、買ってやる」と冗談を言いました。すると彼は「ユーザーから来いよと誘われました、絵の道具を大型スーパーや専門店に降ろす商社に行きます、社員は数人です」と言いました。「貴方なら何でも売れる。テレビでも家でも売れる。絵筆でも売れるだろう。頑張って」と言って別れました。それ以来、今でも年賀状をくれます。今では、この絵筆では、世界一のセールスマンになったようです。

 数日後、後任のセールスマンを連れてきて、「後任です。宜しくお願いします」と言ってきました。真面目そう。いわゆるサラリーマン風。安全そうな無難な人。面白みが無いが、まあいいか、と新しい営業マンを通じて、二度ほど法定点検に出しました。

 そろそろ買い換えようと思ったころ、運良くか、運悪くか、私は柏で追突され、修理にお店にゆきました。営業マンは出かけていて、若い店長が応対してくれました。以前から顔は見ていたのですが、私の担当ではなく、話をしたことはありませんでした。最近、店長になったよう。「古い車だから良かったですね。今買い換えると得ですよ」と言いました。何と、古い車を綺麗に乗っているホンダファンに言う台詞ではありません。「捨てるのは可哀想。綺麗に直せ。それから買い換えるか決める。」と言って、置いて帰りました。確かに数字では直さないほうが得。でも、愛車は数字では表せません。

 2週間ほどたち、愛車は綺麗になりました。整備担当は顔見知りでした。「良かった。でも、もう貴方の店から車を買わない。松戸の一番近いプリモで車を買う。鈴木と言う若い頼りない営業マンがいるが、お宅で修行したと言っていた」と言いました。すると「彼は私と同期。以前、ここで整備士をしていた。貴方の車を一緒に整備したこともある」と言いました。「彼は良い奴。可愛がってあげてください」と言いました。

 そして、松戸のプリモ店に行き、頼りない若い営業マンと車の商談を始めました。それが今回の講師、鈴木さんです。彼と会って以来、8年経ちました。その間、2回車を買いました。何度も整備をお願いしました。会うたびに、「立派になった。成長した」と感心させられています。あと一台、免許を返上する前に買い換えるつもりです。多分、鈴木さんから、FIT-HVだと思います。

記:アドバイザー 2010/4/30