ITCクラブ室 講演レポート
関東第一高等学校ITCクラブ室イメージ
機械設計授業の研究報告
日時 : 2011年6月9日(木) 13:30~14:20
場所 : 工業科2年2組教室
対象 : 工業科2年2組、及び先生方(中村学校長、渋谷教頭、橋爪先生、専門指導員)
目的 : 機械設計の楽しさを味あわせ、学力向上への意欲を高める方式の確立
担当 : 桑原(担任との調整・準備・各種連絡・資料作成配布・片付け、など)、アドバイザ(講義)
講義:
①アトランタ空港のリサイクル品のプレゼン
冒頭、パソコン上にワードが起動され、アトランタ空港に展示されているドレスが表示
一見では、スパンコールの生地に見えたが、実は空港で排出された廃物利用のドレスだった
空き缶を細かく加工し、生地と合わせ、女性のドレスに仕立てあげられたもの
制作時間は150時間以上。制作費は100万~3百万円と高価だが、全て募金で賄われている
オバマ大統領の就任式でも展示され、大統領の自然環境を守る大切なメッセージが表された
まとめると、写真の多用で、リサイクルの面白さが具体的に説明され、生徒も理解できただろう
②ITC会員製作の蛙グッズの回覧と蛙の写真のプレゼン
蛙は、ITCのマスコットである。指導員のお嬢さんが書いた蛙の絵のパンフなどが回覧された
蛙は湿地を好む両生類である。進化の頂点にある人には無い特別な能力を持っている
毒カエル、角カエル、迷彩カエル、大型蛙、小指ほどの蛙など多数の種類が写真で示された
蛙は進化の過程では古い生物であり、人の何倍ものDNAを持っている
蛙のDNA情報分析により、感染症治療薬や遺伝子治療法を発見できるだろう
蛙たちは進化の過程で特殊な能力を身に付けているからである
即ち、蛙は人間に、豊かに暮らすための情報を与えてくれる
蛙は今、温暖化された地球の、過酷な環境の中でも強く生きていかなくてはならない
蛙の種類はどんどん減少している。人間が我侭であり、炭酸ガスを放出し絶滅させている
ゴミを減らし、ゴミの分別は、小さな生命を守る事に繋がり、人の命を守るのだと理解できた
③スペースシャトルの歴史と設計思想のプレゼン
スペースシャトル開発の狙いは、高価な運転部分の再利用であったが、上手く行かなかった
機体を再利用し、何回も宇宙に行けるため、宇宙開発計画を安価に押さえる狙いがあった
しかし大事故が2回起き、整備に手間取り、再利用は、莫大な予算がかかってしまった
緻密な設計と高度な技術がなければ宇宙開発は不可能であり、大事故に繋がってしまう
大型システムの再利用は、むつかしい。これからは必須のシステム技術なることを理解できた
④配布資料による講師のまとめ
機械設計の根幹はバランスである。高校生活こそバランス感覚を身に付けることが大切である
個性は大切だが、外見に拘ってはいけない。規則を守るから、個性が身につくのだと理解できた
 

所感:
試験授業を実施し得られたものはたくさんあったが、要点のみを下に箇条書きしている
・豊富な写真をパソコンとプロジェクターを使用し、生徒も飽きずに集中して聞けただろう
・中盤から後半にかけて、集中力に欠け、眠そうな生徒もいた
・今回の対応法は、鈴木専門指導員が眠たそうな生徒はITCクラブ部室に、連れて行くことだった
・しかし、思いのほか、眠たそうな生徒は少なかったように思えた
・次回、スクリーンなどの機材の置き方やハクバンの使い方を改善し、新しい手法を改善し続けたい
以上